======================================================================== 【ソフト名】Qii 【Version.】0.1.0 【製作者名】ayamadori(あやまどり)http://love.meganebu.com/~simontek/ 【対応機種】Java ME CLDC1.0・MIDP1.0、JSR120(Wireless Messaging API 1.1)搭載端末 【動作確認】Vodafone(現ソフトバンクモバイル)705NK、NokiaE90、NokiaE60 【種別】フリーウェア 【ライセンス】GPL(http://www.gnu.org/licenses/gpl.html) 【連絡先】ayamadori@gmai.com(できれば掲示板にお願いします) ======================================================================== 【はじめに】 SKK(http://openlab.jp/skk/index-j.html)による日本語入力支援アプリです。 実際のところ、SKKの再現度はあんまり高くないんですが(^^;) かな漢字変換には、SKK辞書(http://openlab.jp/skk/wiki/wiki.cgi?page=SKK%BC%AD%BD%F1Wiki+%B0%C6%C6%E2%BD%EA)の S辞書(SKK-JISHO.S)を利用しています。 ウインドウを切り替えて文字列をコピー&ペーストすることで簡易的な日本語入力が可能です。 かなり低スペックでも動くはず。(フォント非内蔵でメモリ消費100KBくらい) 【インストール】 一般的なMIDPアプリのインストール方法に従います。 端末によって方法は異なりますので、説明書などをお読みください。 ・携帯電話からインストール Qii.jadをダウンロードし、後は端末の指示に従ってください。 ・パソコンからインストール Qii.zipをダウンロード、解凍し、できたQii.jadとQii.jarを端末に転送します。 端末上でこのどちらかを選択するとインストールが始まるはずです。 【使用方法】 [日本語入力画面] 起動すると、まずこの画面が現れます。 この画面では左上に入力モード及びシフト表示、右上に残りの入力可能文字数が表示されます。 この画面でのキー割り当ては以下のようになっています。 --#キー シフトのオンオフ切り換え(オンのときは画面左上に[S]と表示されます) --*キー 大文字小文字、濁音半濁音変換(シフトオフ時)、入力モード変換(シフトオン時) --0~9キー マルチタップ式文字入力(全角記号は0キーの中に少しだけ入ってます) --方向キー カーソル移動か変換開始 --決定キー 変換候補の確定 --クリアキー 直前の1文字を削除(端末に依存します) --Select 変換候補の確定(決定キーを押したときと同じ) --Copy to Clipboard 入力した文字列を端末内部の入力ソフトで編集可能なウインドウ (ここではCP画面と呼びます)に転送し、その画面を表示します。 --Send via SMS 電話番号入力画面を表示します。 --Clear バックスペース [CP画面] 端末の機能で文字列のコピーが可能である(はず)なので、 この画面でコピーをして任意の日本語入力したいアプリに貼り付けてください。 CP画面には2つのコマンドがあります。 --Edit 日本語入力ウインドウに移動 --Exit このアプリを終了 [電話番号入力画面] この画面では、SMSの送信先を入力できます。(端末によっては電話帳から選べるかも) この画面には2つのコマンドがあります。 --Send 日本語入力画面で入力した文字列を本文としたSMSを送信します。送信後は日本語入力画面に戻ります。 ※SMSは送信側のメールボックスには保存されません --Back 日本語入力画面に戻ります。 [※SKKによる入力方法] 例えば『彼は足が速い』と入力しようとするとき、 『#29999下6#133下2*#68#11決』キーを押せばよいことになります。 オリジナルSKKの動作を詳しく知りたい方は公式マニュアル (http://openlab.jp/skk/skk-manual/skk-manual-ja_4.html#SEC12) を参照してください。 このアプリでは学習機能は実装していないですが、暗黙の確定や入力モードの一時変更は実装できてるはず^^; 以下、オリジナルSKKのマニュアルをこのアプリ向けに改変したものを載せておきます。 /**********************************************************************************/ #1:入力モード SKKモードは、文字種類による5種類の「入力モード」と、 辞書を用いた変換の状態により3つの「変換モード」を持ちます。 入力モードは、文字種別により 「かなモード」 「カナモード」 「全英モード」 「アスキーモード」 「数字モード」 の5種類に分類されます。 #1.1:入力モードの説明 「かなモード」ひらがなを入力するモード。 マイナーモードの表示:[かな] 「カナモード」カタカナを入力するモード。 マイナーモードの表示:[カナ] 「アスキーモード」半角英字を入力するモード。 マイナーモードの表示:[abc] 「全英モード」全角英字を入力するモード。 マイナーモードの表示:[全英] 「数字モード」半角数字を入力するモード。 マイナーモードの表示:[123] なお、半角数字はこれ以外のモードで数字キーを長押ししても入力できます。(端末に依存します) #1.2:同じキーの文字を連続して入力する 1文字目を入力後、右キーを入力することで可能です。以下に例を示します。 1右1 あい #1.3:入力モードを切り替えるキー #を押してシフトがオンになっているときに*を押すたび、 [かな]>[カナ]>[abc]>[全英]>[123]が切り替わります。 実際にはカナモードや全英モードで長時間入力を続けることはほとんどないので、 かなモードのままでカナ文字や全英文字を入力する便法が用意されています。(入力モードの一時変更) #1.4:入力モードの一時的入力 まず、かなモードもしくはカナモードに入ります。#キーで一旦▽モードにして何か文字列を入力し、 その文字列の末尾で#*をタイプすると、`▽'マークから#*を入力した位置までの文字列が、変換され確定されます。 変換は、`▽'とポイント間の文字列の種類をキーとして、以下の規則に基づいて行われます。 カタカナはひらがなへ ひらがなはカタカナへ 全英文字はアスキー文字へ アスキー文字は全英文字へ このような変換を、トグル変換と呼びます。以下はトグル変換の例です。 #2425 ▽かたかな #* カタカナ #2:変換モード 変換モードは、次の3種類のいずれかです。 「■モード(確定入力モード)」 あるキー入力に対応する文字列を、辞書を用いた文字変換を行わずに直接バッファへ入力するモード。 「▽モード」 辞書変換の対象となる文字列、「見出し語」を入力するモード。 「▼モード」 見出し語について、辞書変換を行うモード。 #2.1:■モード 確定入力モードを「■モード」と呼びます。 ■モードでは、あるキー入力に対応した特定の文字列への変換を行うだけで、辞書変換は行いません。 変換を行うカレントバッファにこのモード特有のマークは表示されません。 #2.2:▽モード 「▽モード」では、辞書変換の対象となる文字列を入力します。 かなモードで、かつ、■モードであるときに、シフトをオンにしてキー入力を開始することで、▽モードに入ります。 例えば、 #200033* ▽かんじ のようにタイプすることで、▽モードに入り、 続けて辞書変換の対象となる文字列、「見出し語」を入力してゆくことができます。 `▽'マークは、▽モードであるという表示ですが、見出し語開始点を示す表示でもあります。 #2.3:▽モードを抜ける方法 誤って▽モードに入ってしまったときは▽モードで辞書変換と対象となっている文字列を `▽'マークを含めて消去してください。 #2.4:▼モード 「▼モード」では、▽モードで入力した見出し語を、辞書に従い変換する作業を行います。 ▽モードで見出し語を入力した後、下キーをタイプすることで▼モードに入ります。 `▽'マークから下キーをタイプしたときのポイントまでの文字列が見出し語として確定され、 `▽'マークは`▼'マークで置き換えられ、この文字列が辞書の中で検索されます。 #2.5:送り仮名が無い場合 仮に、辞書に かんじ/漢字/幹事/ というエントリを含むとして、例を示します。 #200033* ▽かんじ 下キー ▼漢字 この例では、▽モードにおける`▽'マークからポイントまでの間の文字列`かんじ'を 辞書変換の対象文字列として確定し、それについて辞書内での検索を行っています。 実際の変換動作では、候補部分がハイライト表示されます。 `漢字'が求める語である場合は決定キーをタイプすれば、この変換が確定します。 ハイライト表示も`▼'マークも消えます。 また決定キーをタイプせずに、新たな確定入力を続けて行うか、または新たな変換を開始すると、 直前の変換は自動的に確定されます。これを「暗黙の確定」と呼んでいます。 副作用として確定を伴うキーは、0~9キーと決定キー、#キーです。 #2.6:次候補・前候補 求めるものがすぐに出なければ、更に続けて下キーをタイプすることで、次候補を検索します。 ▼漢字 下キー ▼幹事 下キーを連打してしまい、誤って求める候補を通過してしまったときは上キーにより前候補に戻ることができます。 候補を次々と探しても求めるものがなければ、元の見出し語に戻ります。 #2.6:送り仮名が有る場合 次に送り仮名のある単語について説明します。 `動く'を変換により求めたいときは#11122222*#222のように、 まず▽モードに入るために#を入力し、次に送り仮名の開始をSKKに教えるために「ご」のあとに#を入力します。 送り仮名の2キーをタイプした時点で下キーをタイプすることなく、▼モードに入り辞書変換が行われます。 キー入力を分解して追いながらもう少し詳しく説明します。 #11122222* ▽うご #2 ▼動か 22 ▼動く SKKではこのように、送り仮名の開始地点をユーザーが明示的に入力するので、 システム側で送り仮名を分解する必要がありません。これにより、高速でヒット効率が高い変換が可能になります。 但しサ変動詞の変換では、サ変動詞の語幹となる名詞を「送りなし変換」として変換し、 その後`する'を■モードで入力した方が効率が良くなります。 /**********************************************************************************/ 【注意事項】 ・このアプリは日本語の入力補助行うものであり、日本語が表示できるかどうかは端末に依存します。  もし表示できない場合はフォント内蔵版を利用してみてください。 ・使用は自己責任でお願いします。 ・感想、バグ報告、ソースへのアドバイス等ありましたら掲示板に報告していただければ幸いです。 ・This paper is Japanese only. Sorry. [※フォント内蔵版について] ・日本語が表示できない端末でも日本語表示が可能になりますが、メモリを大量に使用します。 ・フォントに含まれない文字は空白で表示されます。 ・標準版との共存はできません。 ・内蔵フォントにはM+ bitmap fonts(http://mplus-fonts.sourceforge.jp/)を利用しています。 【謝辞】 このアプリは、SKKという非常に興味深い日本語入力手法を提案されている SKK Openlab様(http://openlab.jp/skk/index-j.html)や、 コザック様(http://www.nkozawa.com/blog/)のKKJConvのソースコードを参考にして作りました。 これらの方々には深くお礼申し上げます。 【更新履歴】 2008/03/13 ver0.1.0 キー入力タイムアウト機能を追加。 SKK辞書形式、フォント内蔵版のフォント部分を変更。 SMSを送信できない端末に対応。 2007/09/08 初版ver0.0.1公開 【ToDo】 ・特になし